自分の家の蛇口から出る水道水の質って、考えたことありますか?
もしかして、考えるどころか、知ろうと思った事も無いのではないでしょうか?
金魚だけでなく、人間にとっても、自宅の水道水って、とても大切です。
だからといって、水をどこかのメーカーから買う必要はありません。
金魚飼育は、安定供給が受けられる水道水が一番良いです。
人間は、体重があるので、日本の水道水なら少々のことは大丈夫ですが。
金魚の場合、少しの事が命取りの原因になってしまいます。
しかし、個人でできる事は限られている、というのも現実です。
ですから、とりあえず、自宅の水道水をできる範囲で知っておくと良いのでは?と思います。
水道水を知っておけば、金魚が生活したことで、どう変わったか?ということがわかるようになり、
水が汚れる、という意味がわかります。
水が汚れるというのは、見た目ではなく、
質での判断が必要です。
わが家は、少し特殊な環境で、井戸水なんですが、
その井戸は超大きくて、2000世帯ぐらいに水を供給しているため、
上水道と同じように管理されています。
で、蛇口から出たばかりの水はPHは7.0で、まったくの中性です。
で、その水を汲み置きした場合、二酸化炭素が抜けて、
一日経つと7.5、二日経つと8.0ぐらいになります。
エアレーションをすると二酸化炭素が抜けるのが早くなり、半日程度で8.0になりますが、
それ以上は上がりません。
アンモニアや亜硝酸はゼロで当たり前ですが、
硝酸塩は必ず検出されます。
この硝酸塩が、汲んだばかりの水で、どのくらいか?
PHと併せて知っておくと良いです。
わが家の場合は、硝酸塩はだいたい10mg/Lです。
硝酸塩の量は、法律で10mg/L以下と定められていますが、
すべての水道水が基準以下とは限らないようです。
この硝酸塩は、浄水器でもなかなか除去しきれないようですので、硝化菌によって増えてしまうことに注意が必要です。
硝酸塩で水が汚れるとPHが下がり、放っておくと、KHがやがてゼロになり、PHのさらなる急降下によりPHショックで金魚が★になるという経過をたどります。
なので、水換えによって、硝酸塩を落としKHを補うということになると思います。
以前にKHの話も書きましたが、
こちらも一度計って把握しておくと、水換え頻度の参考になると思います。
また、塩素の量も、季節によって違うようです。
冬に一日の汲み置きで塩素が消えても、夏は必然的に塩素を増やす必要があるため、
一日の汲み置きでは消えないでしょうし、
汲み置きで雑菌がわく可能性もありますから、
汲み置きせず、塩素中和剤を使う方が良いかもしれません。
水温が違ってくる場合は、少しづつ、水槽へ水を入れるなど、工夫も必要です。
他にも有害物質は多数の種類が含まれているのですが、
あまり考えすぎると
金魚飼育も人間の生活もできなくなりますので、
今日はこのぐらいで終わっておきます。
金魚は水の中にいるため、健康に金魚を飼育するために、飼育者は蛇口から出る水道水を知ろうと思うことが、必要だと思います。

